8月1日~4日の4日間、東京・上野恩賜公園で「Pakistan Japan Friendship Festival (PJFF) 2024」が開催された。
会場には多くのパキスタン人と日本人が集まった
連日35度の炎天下にもかかわらず、多くの人が詰めかけた。設営されたステージではQawwali(スーフィー歌謡)やTabla演奏、さらには宮廷舞踊などが披露され、拍手喝さいを浴びた。
会場の中央にはテントが張られ、屋台ではパキスタン料理が提供、民芸品販売やパキスタン関連事業者の展示コーナーもあり、文化や歴史など参加者各人の多様な興味に応えていた。
Kalay Khan Bharg Qawwal
タブラ演奏
ダンスパフォーマンス
PJFFは2011年にパキスタン大使館主催で始まり(2017年から一般社団法人PJF、PJFF実行委員会の主催に移管)、今回も駐日パキスタン大使館ほか、日本外務省、東京都、台東区などの後援を受けて開催された。
屋台スタッフのTシャツの背中にはウルドゥ語とパキスタン国旗が、、、
「このTシャツはどこで売っているのですか?」と聞くと、「スタッフ専用に作ったので在庫はありません」
とのことだった 残念!
上記の写真(6点)=©KazunoriShirouzu
日本では、経済発展著しいインドの陰に隠れてやや地味な存在に甘んじているパキスタンだが、会場のあちこちで在日パキスタン人と日本人参加者との間の異文化交流も見られ、これからもこのイベントを楽しみに待つ人は増え続けるに違いない。
パキスタンの公用語Urdu(ウルドゥ語)に興味津々の日本青年を会場の隅でみかけたが、応援したくなった。
(記・白水和憲)